挙式は、新郎新婦の緊張の極み。参列者の方々も、緊張が続きますが、ことの成り行きを見守っているほほえましい雰囲気がありますね。
この後、さらに繰り広げられるキュートな
演出によって、
参列者の皆さん同士も 打ち解けて、
心からの祝福の時を共有するのです。
婚約指輪は、愛の約束をした証。
結婚指輪は、その約束をさらに強く誓約した証。
結婚指輪の習慣は、古代ローマ時代からあるそうで すよ。
一般に、結婚指輪は、左手にはめますが、それは、心臓(ハート)に近いほうにはめることで、誓いを強固にする意味があるそうです。
しかし、キリスト教では、カトリック系は右手、プロテスタント系は左手に という習慣があるそうなので、世界的に見れば、決まりは、ない、ということでしょうか。
毎日、快適に身につけていられるなら、しあわせ、それでよいのではないでしょうか。
フラワーシャワー、カラフルな花びらの組み合わせにしたり、単色にしたり。
肝心なのは、香りだそうです。花の香りで、二人の幸 せをねたむ悪魔を遠ざけてしまえ!というわけです。
チャペルから出てきてすぐの演出として、フラワーシャワーをされることが多いのは、そういうことなのですね。
ちなみに、ライスシャワーも、欧米では定番。新郎新婦が『豊かさと子宝に恵まれますように!』
『食べることに困りませんように!』という意味があるのです。
両方やりたくなっちゃいますよね。笑)
バルーンリリースは、ロケーションを味方にして、とても盛り上がる演出です。風向きの影響や、糸の絡みなどで、結構、アクシデントがあったり。それがまた、盛り上がります。
近年は、環境保護の考えが定着して、自然に返る素 材のバルーンが選ばれたりしていますね。
新婦が、参列者のいる方向に背中を向けて、自分の頭越しに、ブーケを投げる。それを受け取った未婚の女性が、 次の花嫁になれる、、という言い伝えのお遊び的な 演出。
投げるブーケは、専用に作った小ぶりのものが多いそうですが、最近は、投げた瞬間に、2,3束に分かれて飛ぶ、というブーケも人気だそうです。
ほんとは受け取りたくても ガッツリ取りに行けない乙女のための気づかい、でしょうか。選ばれし女性は、たったひとり、、じゃないほうが、平和ですからね。
ブロッコリートスは、独身男性に向けて新郎がブロッコリーを投げるというもの。最終的に受け取った男性は、生のままかじる。マヨネーズも添えられて。男性も、次の新郎候補となるのだそうですよ。
また、ブーケトスをやりやすい雰囲気にするためにも 一役かっているらしいですよ。
なぜ、ブロッコリーかといえば、粒粒がたくさん集 まった感じが、子孫繁栄を表しているとか。これも 願掛けなのですね。
花嫁が入場する時に前を歩き、バージンロードに花を撒く女の子、天使のようでかわいい。
子どもが活躍する役どころは、他にもあります。
バイブルボーイ(ページボーイ)、聖書を運びます。
リングボーイ、指輪を運びます。
ベールガール、花嫁のロングベールのすそを持ちます。
役目は、ボーイでもガールでも、どちらもありです。
かわいい演出になりますね。
チャペルから出てきて、皆さんに祝福されるのだけれど、
その次は、披露宴会場で、正式に、お披露目をし、 お客様をおもてなしします。
このときの披露宴会場までの移動に 馬車を使います。
ブーケトスなどを終え、ざわざわしている中、どこからともなく、、お迎えの馬車が現れます。このとき、景色が変わり、うおーっと歓声が上がります。
新郎新婦が乗り込み、またまた、シャッターチャンスの到来で、シャッター音が響きます。
皆さんの視線を浴びながら、しばしの旅立ち。一足先に披露宴会場へ向かいます。
また、披露宴のお色直し後の再入場で、馬車に乗って登場するという演出もあります。